社会の問題を、事業を通じて解決する

  • 2018.02.25 Sunday
  • 23:21

 

 

 

 

最近、なぜこの仕事をしているのだろう?と考える機会があった。

 

その時の気持ちをブログで共有したい。

 

 

高校3年生の夏休み、将来の進路を決めかねていた私は、何かのきっかけになればと、叔父が経営していた重度心身障がい者施設に夏休みの間、1週間ボランティアに行った。

 

その時の経験が忘れられず、高校卒業後、医療系の夜間の専門学校に通いながら、都内にある重度心身障がい者の通所施設で指導員として4年間働いた。

 

そこの施設には特別支援学校を卒業後の年齢の、一人で食事やトイレはもちろん、座ることも、話をすることもできない重たい障がいを抱える方々が大勢通って来ていた。

 

 

そこでの経験が、私の人生を大きく変えた。

 

 

高校を卒業し、18歳から22歳までの4年間、私は大学に行く代わりにここで多くのことを学ばせていただき、人生のベースとなるとても大事な、価値観や能力を磨く機会を得た。

 

例えば、しゃべることができない障がい者の方との関わりを通じて、ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)の能力を磨けた。

 

言葉が話せなくても、人の気持ちを感じ取り、汲み取り、コミュニケーションを図って行く。この力は、日常生活やビジネスの中でも、大いに役立っている。

 

また、重度心身障がい者という「社会的にも最も弱い立場の人達を一人残らず守る」という理念に沿って経営されていたここの社会福祉法人の職員として働くうちに、知らず知らずのうちに、常に弱い立場の人を意識するようになっていった。

 

 

そして、このような立場の人達を、自分のビジネスを通じて、助けていきたいと強く思うようになった。

 

「社会の問題を、事業を通じて解決する」「起業家輩出機関」

そんなミッションを掲げる会社に入ることができ、経営をするための様々な勉強をさせてもらった。

 

 

高齢者、高齢者を抱える家族、障がいを持っている人、病気の人、外国人、性的マイノリティー、学歴のない人、シングルマザーなど、社会的に弱い立場にある人や、厳しい状況にいる人。

 

 

このような人たちも、夢を持って生きがいを持って、幸せな人生を、前向きに勇気を持って生きていけるように、うちの会社で雇用の機会を作り出し、うちの提供しているサービスを通じて問題を解決して行きたいと強く思うようになった。

 

そしてこれからも、ドリーム・ファウンデーションはその実現に向けて「ダイバシティー経営」や「従業員満足度経営」などの施策を通じて様々な事業に取り組んでいく。

 

社会の問題解決に向けて、事業を通じて果敢にチャレンジしていく。

 

 

 

改めて

 

「自分の一生をかけられる仕事を得られた幸せ。」を感じた。

 

それに気づかせてくださり、私にたくさんのことを教えてくださった、障がい者施設や「生きがい工房」で関わってくださった利用者の方々、そしてそのご家族の方に、深く感謝いたします。

 

 

今の自分があるのは、皆さまとの出会いがあったからです。

 

 

↑私が20歳のころ、重度身体障がい者施設で働いていた写真

 

 

 

正田進

 

 

 

エビスダイニング おかげさまの3周年!!

  • 2018.02.18 Sunday
  • 18:25

 

 

 

【エビスダイニングの誕生日】

 

 

私は今週、タイに来ています。

 

2月16日は、タイのバンコクでドリファンが経営している「エビスダイニング」の3周年の記念日だったからでした。

エビスダイニング 3rd Anniversary Party には本当に多くのお客様にきていただき、お祝いをしていただきました。

みなさま、本当に有難うございました

 

 

エビスダイニングとは、まだドリーム・ファウンデーションが飲食業を経営していた時、出していたもつ焼きを海外の人にも召し上がっていただきたいという気持ちでタイのバンコクにオープンさせたお店でした。

 

オープンから色々なことがたくさんありましたが、苦労し、うまくいかなかった事業こそ、学びや発見、成長が多いわけで、数々の失敗から多くのことを学ばせていただきました。

 

 

「腹を括れるか?」が試される

 

 

価値観の全く異なる海外で、日本であれば考えられないようなことがたくさん起こる環境の中、腹を括ってその問題点に取り組まなければ先に進めない問題も多々あり、その都度、何度となく我々の本気度が試される瞬間がありました。

  

 

その中で、事業責任者である店長を務めてくれている城田を始め、日本から異動して頑張ってくれている社員など、海外では日本にいるときの何倍も早いスピードで成長している仲間の姿を見るたびに、海外事業に取り組んで本当に良かったと実感を深めるのです。

 

 

おかげさまでオープンから13ヶ月目から先月までの24ヶ月間、毎月毎月、前年同月の売上を確実に超え続け、成長し続けてくれています。

 

 

これは、通常飲食店の場合、新規のお客様が増え続けなければ、オープンから月日が経つにつれ、業態やお料理に飽きがきて、客数が減って行くのが通常ですが、うちのお店の場合には、既存のお客様が新たなお客様をご紹介してくださったり、噂を聞きつけてきてくださったりと、毎月毎月客数売上を伸ばし続けています。いつも可愛がってくださいっている多くの常連様には深く感謝しております。

 

常連様の多さは、オープンから一度も情報誌などの有料広告にお金を使わず、Facebookのみで集客できているのも特徴です。

 

 

飲食店にとっても、人と人との繋がりが最も大事だと言うことを改めてこのお店からも学ばせて頂いております。

お客様にとって、「会社」と「家」と「もう一つの場所」。いわば、サードプレースに成れているのかもしれませんね。

 

 

ひとまず3年続けることができ、さらに5年、そして10年と、さらに多くのお客様を増やし続けられるお店にしていきたいし、さらにこのタイで事業を大きくし、タイの人たちと多くの感動を共有できる事業と機会を増やしていきたいと思っております。

 

 

引き続きタイの「エビスダイニング」も宜しくお願い致します!!!

タイにお越しの際にはぜひお立ち寄りくださいね!

 

 

 

 

 

正田進

 

 

 

 

 

問題の本質を間違えること

  • 2018.02.11 Sunday
  • 22:33

 

 

「自分の場合、何か問題が起こると、往々にして自分の関心があることや、対応能力があることに原因を特定しがちになる」

 

 

 

ということが理解できた。

 

 

過去に、その対応方法で数々の問題解決をして来た実績や成功体験が、邪魔してしまうことになる。

 

そのことにより、問題の本質を見抜けにくくなり、問題の本質を間違えてしまう。

 

当然、誤った対応をし続けるため、問題の解決ができず、問題解決できずにズルズルと時間ばかりが過ぎる。。

 

 

今回は、スタッフたちとの対話により、問題点について何度も話し合い、物事の本質にたどり着けたが、その機会さえなければ、ずっと問題の本質に気づけず、違った問題の対処をしていたに違いない。

 

 

「過去の成功体験は時にして邪魔になる」ということだ。

 

 

 

物事がなかなか好転しない時、

 

・今考えている問題と全く違うところに真の問題はないか?と考えてみる。

 

・自分と全く違う視点を持っていそうな人に聞いてみる?

 

そのことで、さらに物事の本質を常に掘り下げ、俯瞰した視点を常に意識し、問題の本質を見極められるようにしていきたい。

 

 

大事なことなので、忘れないように。

 

 

 

「問題がなかなか解決しなくて悩んでいる方は、こんな視点も意識してみたらいかがでしょうかね??」

 

 

 

正田進

 

社員満足度経営!!

  • 2018.02.07 Wednesday
  • 17:32

 

 

 

早いもので今年も2月になりまして、1週間が経ちました。

 

 

立春も過ぎ、我々の会社の状況も少しづつ環境が変わってきた感じがします。

2月1日は、当社の「生きがい工房二俣川パート2」の4周年記念日でした。

 

この事業所も色々とうまくいかずに辛い時期もありましたが、

昨年12月度には、チェーン全体(全国)でご利用者数ランキングがナンバー1にもなることができました。

 

 

スタッフ達の温かい介護のおかげで、地元では行列のできる介護事業所として認識され、空きを待つ方もいらっしゃったほど。

今まで、ご利用になられた方や一緒に頑張ってくださっているスタッフの方々にも感謝いたします。

 

 

そして、愛知県で始めたエステのお店「美やせ専門店ビープロデュース刈谷・知立店」も順調に立ち上がってきており、たくさんのお客様を美しく、そして幸せになるサポートをさせていただいております。

 

毎日店舗から送られてくる、お客様の喜びの声や、お手入れを継続的に始めさせてもらえるようになった連絡など、嬉しい連絡がたくさんきます。

 

 

 

こうやって沢山のお客様の喜びの声を沢山聞くことができ、経営者冥利に尽きます。

そしてその幸せを作り出してくれているたくさんのスタッフに、いつも感謝の気持ちが絶えません。

 

 

 

うちの会社には本当に頑張ってくれている人がたくさんいます。

 

そんな人のために、もっともっと社員満足度を高める経営をしたいと思います。

 

口でいうのは簡単です。

 

感謝の言葉を100回口に出して言うし、目に見えるものでもお返ししていきます。

 

結果としてスタッフの満足度が高められる経営にしていきます。やるぜ!!!!

 

 

 

 

 

 

正田進

 

 

 

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