昨日の日韓戦の結果について、スポーツ誌やネットなどではいろいろといわれている。
昨日私も埼玉スタジアム2002で観戦してきて、ほんとがっかりした。
そこで思ったこと、
それは、日本代表は、組織ではなく「単なるサッカーの上手い人達の集団」であったということ。
組織と集団の違いとはいろいろと解説されているが、
組織=集団+目的+ルール
という公式が一般的であろう。
すなわち、目的とルールを持った集団が組織である。
で、昨日の日本代表はどうだろう?
目的は世界を驚かせること。
目標はワールドカップベスト4、しかしそれをみんながどれだけ真剣に目指しているのだろうか?
そしてそのために、何をやりたいのかわからない。
そしてどんな風にやりたいのか、それぞれの選手の考え方が各々バラバラ。
そしてそれを調整する仕組みや取り組みが皆無。
そして最も酷いと感じたのが、チームの雰囲気。
長友や長谷部、大久保など体を張って孤軍奮闘している選手もいたが、その選手とほかの選手との連携が取れていないので、彼らのファイトも結果につながらない。
その最たる例が、ミスをした選手に対して誰もフォローしない。
選手同士が、ほとんど話をしていない。
「ドンマイ」とも、「ファイト」とも、そんな相手を鼓舞する声掛けをしている人がほとんどいない。
本田と俊輔なんて一切話さないばかりか、お互いが避けるように目も合わさない。
全体の雰囲気は最悪に感じられた。
どうしてこんなことになってしまったのだろうか???
これが店舗だったら、店長はどう対処するだろう?
そんな雰囲気では、どんなに美味しい素材を使ってどんなに美味しい料理を創ったとしても、お客様は本当に美味しい食事ができるだろうか???
これではどんなに優秀な人たちを集めても結果につながらないではないか??
そんなときにこそリーダーシップが必要なのだ
目的や、手段を明確にしていくリーダーが。
しかし、その役目を果たすはずの監督が進退を考えているなんて?
そしてそれを記者会見で話してしまうなんて。
いったい何のために発表したのか?
単なる自己保身のためとしか考えられない。
自分はサッカー協会には、認められる存在だということを伝えるための。
そして試合の最後の最後で、サポーターに向かって決意表明するはずの壮行会にも、岡田監督は顔を出さなかった。キャプテンで試合にもでなかった川口が決意表明をしていた。
そんな監督が率いるチームで、選手は、一致団結することができるのだろうか?
今回はチームというもの、リーダーというものについて
自分自身に置き換えていろいろと考えることができて良い勉強ができた。
サッカーを愛する者として、
サッカーから多くの事を学びと
多くの喜びを貰った者として
これからも日本代表を応援し続けたい。
ワールドカップまで、突き抜けてほしい!!
正田進
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