決意
- 2012.11.27 Tuesday
- 17:43
わが社に、創業から私と一緒に頑張ってきたY君という幹部社員がいる。
6年前、彼は私が創業の店舗である渋谷の1号店を始めた時から、毎日毎日ろくに休みも取らず、一日13時間以上、ずっと一緒に働いてきた。
(それは正直今でも変わっていないかも知れないが。)
渋谷で2号店を始めることが出来たときは、毎日売上が上がらず、暑い日も寒い日も毎日毎日渋谷の路地に立ち、大声を上げて道行く人にお店のご案内をした。
21時過ぎに、まだ空席がある時には、センター街まで行き、宴会が終わり、次のお店を探している、2次会利用のお客様を見つけに行った。
そして幹事さんを口説いて使ってもらったりもした。
彼にはうちの会社の飲食の新規事業を立ち上げる時には、常に店長として頑張ってもらった。
やはり新規事業は、うちの会社のエースを付けた方がいいと思ったからだ。
もし失敗をしても、「あいつがやって駄目だったらしょうがない。」とあきらめもつくからだ。
渋谷の店舗を撤退したとき、初めて一緒に傷心旅行に沖縄に出かけた。
これからの会社の未来について、夢を一緒に語り合った。
そしてこれからも一緒に頑張ろう!と誓い合った。
沖縄のキレイな夕日を見ながら(これ本当に。)
それから本当につらい時期が待っていた。
人に裏切られたときも、月末の資金繰りが見通しが立たずに苦しいときも、いつもいつもそばにいて、私を支えてくれた。
トップが苦しい顔をしていても、率先して明るく現場でふるまってくれて、私の代わりにみんなを引っ張ってくれたそんな存在だ。
彼はうちの家族のことも、誰よりも心配してくれた人だ。
実際にうちの家族は彼のことを、本当に家族だと思って心から慕っている。
もつ焼きエビス参の事業を始めるときにも、彼に担当してもらった。
用賀店、そして学大店、見事に立ち上げてくれた。
学大店を立ち上げるときには、またまたとても苦労した。
不採算店を譲渡を受けて、取り組んだ店舗だったが、以前のお店のイメージがあまりにも悪すぎて、
そのイメージを完全に払しょくするまでに半年かかった。
引き受けたのが失敗だったのではないか?何度も何度も自分の経営判断を恨んだ。
この店舗は本当に苦労した。売上を上げるためにいろんなことをした。
でも今では本当に楽しいお店ができた。
すべてが彼の功績だといっても過言ではない。
創業から約6年。
前職の時、私が店長をしていた店舗に社員として赴任してきてからの付き合いなので、その時からのお付き合いも含めると約20年。
今まで本当に良く頑張ってきてくれたと思った。
先日、彼と話をした。
彼が自分の将来の事を真剣に考えているという。
彼には、絶対に幸せになってもらいたいと思う。
うちの会社で一緒に夢を実現してもらいたいと心から思っている。
彼に恩返しをさせてもらいたいと思っている。
彼が幸せになってくれることを考えると、ワクワクと胸が躍る。
そしてそんな彼のためにこれからも会社を大きくしていきたいと心から思っている。
私にはその責任があるのだ。
そんな事を気づいたので、久々にブログに書いておこうと思ったのだった。
(今回は身内の自慢と、私の決意に最後までお付き合いいただきまして有難うございます。)
正田進
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