2023年に起こった10のこと

  • 2023.12.31 Sunday
  • 20:13

 

 

 

 

 

今年もあっという間に一年が過ぎていった。

今年は過去一番といっていいほど早く過ぎたと感じられた1年だった。

さて、早速振り返ってみたいと思う。

 

 

1:タイでナーシングホームを始めたこと

 

今年のトピックは何といっても7月にタイのナーシングホームを開設し始めたことだ。

タイの高齢社会の到来に向けて、我々の日本での経験と知識でタイの方にお役に立ちたいと思ってスタートした。

まだまだ課題が多い毎日だが、意欲的なタイの仲間たちと一緒に頑張っていきたい。

来年はさらに大きな結果を出していく。

YouTubeにも取材していただき、それをご覧になって多くの方が見学に来られた。そこでつながったご縁も有難い。

 

 

 

2:ベトナム人技能実習生と特定技能実習生の2名を採用したこと

 

7月に技能実習生、12月に特定技能実習生を弊社に迎え入れることができた。ベトナム人のお二人は仕事に対する意欲も

努力も非常に高いレベルなので、業務上で助かっているだけではなく、周りのご利用者やスタッフ達にも良い影響を与えてくれている。

二人の目標は5年以内に介護福祉士に合格する事。頑張ってほしい。

来年はタイからの特定技能実習生を受け入れることも決まっている。ますます外国人スタッフが会社を盛り上げていく。

 

  

 

 

3:コロナが終わり、日常が戻ってきた

 

2020年1月から長かった3年以上、ようやく日常が戻ってきた。

感染に関してはまだ我々のような高齢者をサポートする仕事の人たちは十分に注意していかねばならないが、ひとまず日常生活が戻ってきたと言ってもいいだろう。

しかし、コロナの期間に得られたことも多く、今までの常識を覆したこともたくさんあったと思う。

そういったことが今、成果となって起きてきている。

 

 

4:訪問看護ステーションの開業目前

 

 

いろいろと苦戦してきたこの事業もようやく来年春頃にオープンの見込みが立った。

一緒に事業化にむけ、春にマネージメント契約を締結し、さらに強力にバックアップしてくれた新規事業担当マネージャーのおかげでもあり、また多くの訪問看護事業者の方に助言を頂いたりしたおかげでもある。

いよいよスタートを切る。来年のオープンが楽しみだね。

 

 

5:エステ事業が大躍進

 

 

愛知県知立市で運営している「ビープロデュース刈谷・知立店」だが、こちらは前年売上、過去売上を大きく伸ばし、年間を通じて月間の売上目標を達成するという実績をだした。

毎月毎月、綿密な計画を立てて、それを確実に実行し続けた彼女たちの努力に感謝したい。来年は次の展開も考えてみたいね!

 

 

 

 

6:ラウエイ、RIZINのファイターが事業所に来てくれた

 

9月には、放課後等デイサービスの教室に、ラウエイ、ライジンで活躍している渡慶次選手が忙しい中、訪問してくれた。

子供たちは目標をもって命を懸けて戦っている渡慶次選手に、目を輝かせ大興奮だったね。

忙しいさなか、渡慶次選手にはお越しいただき、子供たちに夢を与えてくれて本当に有難うございました。

さあ来年は子供たちにどんなサプライズを企画しようか?

 

 

 

7:#3goodthings をやり始めた

 

毎日寝る前に一日にあった3つの良いことを探してみるようになった。

それをすることで、毎日幸せな気分で終えることができるようになった。

また、目の前に起きた出来事を肯定的に捉えられるになった。

またそれを共有する事で、自分のことを知っていただける機会も増えた。

自己開示して、自分の信念・価値観やものの考え方を理解していただくことは、人とつながる上でとても重要なことだと思った。

いろいろなメリットをもたらしてくれた3goodthingsは、藤野英人さんの影響が大きい。感謝したい

 

 

8:身体を鍛え続けた

 

クロスフィット、トレイルランニング、パーソナルトレーニングと毎週、3回はトレーニングに充てた。

そんな中、10月に人生で初めて骨を折るという経験をした。

トレイルランニング中に足をくじいたのだが、いつもよりも腫れと痛みがひどく病院に行ってみたら折れていた。

それから2か月間、不自由な生活を強いられたが、人の優しさを感じられたり、身体が不自由な体験ができたり、あれはあれでよい経験になったと思う。

でも、今年一年健康で過ごせたのも、身体を動かしてきたおかげ。

 

    

 

 

9:カウンセリングを学んだ

 

今年も継続して野口嘉則さんからカウンセリングを学び続けた。

カウンセラーとしてお仕事をしているわけではないが、なぜ継続して学び続けるのかというと、それは私が目指すべき経営者としての在り方を学んでいるんだと思う。

これからの人手不足の時代、人材採用には会社の経営基盤はもとより、経営者のリーダーシップがより問われる時代になる。

組織を成長させるには、リーダーシップを発揮し、より多くの優秀な人材に仲間に入っていただきたい。

私は人を承認し受け入れられることができるリーダーだ。

カウンセリングを学ぶことで、自らの心を高め、磨き上げ、追いかけるのではなく、引き寄せるのだ。

 

 

10:動きまくった

 

 

一年を通してタイと日本を行ったり来たりした。「次の渡航までにここまで終わらせよう。」と毎回納期を切って仕事をするようになるので、日本、タイそれぞれでおのずと日々の濃度が濃くなってくる。

だからいつも同じことの繰り返しの日々なのだが、いつも忙しく感じられる。

いつまでも好きなように仕事ができるとは思えない。いつかどこかで、やりたくても出来ないと感じるときがくるはず。

そんなときに後悔しないよう、走り切る。ようやく今までの仕事の経験、知識が人様にもお役に立てるようになってきた。

 

 

2023年を振り返ってみたが、忙しく動いた割には、トピックスは少なかった。

それは日々がルーチン中心だったからだ。

だからといって停滞していたわけではなく、確実に前に進んでいる感覚もある。

50代半ばとなり、今までの経験や知識を元に、確実に果実を採っていく時期に入る。

来年が今からワクワクしてくるね。

 

プライベートではおじいちゃん2年目で、だんだん赤ちゃんから子供っぽくなってきて楽しみ、まだおじいちゃんとは言ってくれないけど。。

 

   

 

最後にお仕事やプライベートでかかわってくださる皆様、ブログやFacebookで交流してくださっている皆様、

今年一年本当にお世話になりました。

 

皆さまとのかかわりで多くの元気を頂きました。皆様のいいねやフィードバックも、本当に励みになりました。

来年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

よい年をお迎えくださいませ。

今年一年を最後の鎌倉の海の夕日を見ながら感謝の気持ちで終える。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

老錬金術師

  • 2023.09.23 Saturday
  • 19:57

 

 

 

 

 

今日、セミナーで野口嘉則先生に
「老錬金術師」というお話をお聞きしたので、シェアしますね。



むかしむかし、
若い夫婦が暮らしていました。

夫のほうが錬金術の研究に夢中になり、

「下等な物質を金(きん)に変えて、
大金持ちになるんだ」
と言って、

ろくに仕事もせず、
財産を食いつぶしていました。



妻は、
老いた父親に助けを求めるべく、

夫を連れて、
自分の父親のもとを尋ねます。

妻は、
自分の父親が夫を叱ってくれる、
と期待し、

夫のほうも、
叱責されることを予想していました。



ところが、老人(妻の父親)は、
青年(夫)に向かって、
こう言ったのです。

「実は若いころ、
わしも錬金術師だったのだよ」

そして、
老人は青年にいろいろ質問し、

やがて興奮に体を震わせ、
こう言いました。

「君はわしがやったことを
ことごとく達成しとるじゃないか!
あと一歩で成功だ!
あと一つ、ある成分を集めれば、
君は成功できる。
わしは最近、
その秘密を発見したのだが、
年老いていて実行できないのだ」



「僕なら実行できます。
教えてください」

と訴える青年に対して、

「バナナの葉につく粉が
2ポンドも必要なのだ。
この粉は、君が自らの手でバナナを植え、
育てて入手しなければならない。
そして魔法のまじないをかけるのだ」

と老人が言い、

青年は、

「だとしたら、何百本ものバナナを
植える必要がありますね。
僕はやり遂げますよ」

と宣言しました。



その日から青年は、
土地を耕し、
バナナを植え、育てました。

バナナの実がなると、
老人から教わった魔法の呪文を唱え、
葉から粉を集めましたが、

どの木にも少ししか粉がついていないため、
青年はさらに土地を耕し、
バナナを植え、育てました。



5年が経ち、
ついに2ポンドの粉を集めることができた青年は、
老人のもとに飛んで行って言いました。

「魔法の粉が2ポンドになりました。
さあ、錬金術を教えてください」

すると老人は、
「まず、君の妻(=老人の娘)を
連れてきなさい」
と要請しました。



そして、二人がやって来たところで、
老人は、自分の娘に尋ねました。

「彼がバナナの粉を集めている間、
おまえはどうしていたんだね?」



すると娘(=青年の妻)は、

「バナナの実を売って、
お金を稼ぎました」

と言って、
金貨がぎっしり詰まった袋を
いくつも見せたのです。



老人が青年に
「ごらん、君はただの土くれを
金(きん)に変えたのだ!」
と言うと、

「魔法も錬金術もウソだったのか」
と気づいた青年は、
一瞬黙りましたが、

結果として自分がたくさんの金(きん)を
生み出した事実に気づき、
笑いだしました。

そしてそれ以来、
青年は真面目に働き、
青年と妻にはたくさんのお金が入るように
なったのでした。

そして二人はいつまでも、
老人のことを賢者として敬いました。



以上が
「老錬金術師」という寓話です。


錬金術なんて夢みたいなことを言ってないで、しっかりと仕事をしなさい!

これは正論だと思う。

ただ、それだと人は動かない。

青年はだまされたと言うことかも知れないけど、結果的には成功し、老人を敬うようになった。
日々の小さな小さな積み重ねの中から、成長をし、結果を出した!

カウンセラーだけじゃなく、経営者も、マネジャーも、児童発達の指導員も、介護職員も、
この老人の教えから学ぶことあるよね。ってこと。

 

 

こちらタイのナーシングホームの庭に植わっているバナナの木

 

 

 

幸せな人にしか、人を幸せにはできない。

  • 2023.07.10 Monday
  • 10:31

 

 

 

 

結局、自分が幸せではなかったら、人に幸せを届けることなどできないんだ。だからこそ、人を幸せにしようとする人は、まず自分が幸せになるという決意を持たなければならない。

 

 

幸せになると決めると、人は変わることができる。決断することで、お天道様が見ていてくれている。そして・信念・価値観・能力・行動・環境、すべてが一瞬で変わるんだ。

 

 

まずは決めること。使命が見えたら、自分の幸せをも決意するんだ。

 

 

自分が幸せになって、周りの人を幸せにしていく。そんな仕事が福祉介護、医療の仕事だと思う。

我々の周りには、幸せを届けたいという気持ちを持った大勢の仲間がいる。ぜひ一緒に仲間にならないか?

 


人に幸せや喜びを届ける仕事に就いてみないか?

 

一緒にチャレンジしてくれる仲間を求めている。
詳細はこちらまで☟

https://en-gage.net/dreamf/

 

 

 

 

マネージメント側が必ずすべき役割とは?

  • 2023.05.29 Monday
  • 13:09

 

 

 

 

「仕事の指示出しがあいまいならば、あいまいなアウトプットしか出てこない。」

「教育が行き届いておらず、不適切な介護方法しか知らずに、現場で不適切な介護が行われている。」

 

 

いずれも、運営者側、マネージメント側の問題があり、それにより現場で問題が起きているといったことが往々にしてある。

マネージメント陣は現場の現状を嘆き、現場スタッフの意識の問題、能力の問題、人材の問題として、自らの責任を棚上げしていることはないか?

 

 
以下に課題についてまとめてみる

 

 

・仕事の指示を的確にする。
これはマネージャー研修を通じてマネージメントの質を高めていく。

 

・どうしたら適切な介護になるのか?適切な方法論を指導する。
いわゆる「優しさを伝えるコツ」その方法が全職員にいきわたれば、

きっと人と人との関係性がとても良い組織に生まれ変わる気がする。
 
・そして介護は、どんな心構えで臨むべきなのかを明確に定義づけているか?

そういったマネージメント側のやるべきことをしっかりと行えば、

現場で起こっている問題のかなりの多くが改善すると思うのだ。

 
 

そしてもっともっと働く仲間たちの人間関係を良くすることで、

ご利用者へのより良い環境ができると思うのだ。

 

 

組織が変わるには、まず上から、

私が変わり、マネージャーが変わり、管理者が変わる。

 

やるぜ!

 

  

 

心を豊かに自分らしく生きるためには?

  • 2023.04.21 Friday
  • 18:16

 

 

 

 

 

4月は新年度の始まり。なんだか心がウキウキしますよね。

そしてちょっとすぎてしまいましたが、我々の会社は、

2007年4月3日に創業しましたので、今年で17年目に突入したことになります。

 

サービスをご利用いただいているご利用さまや、一緒に働く仲間や関わっていただいている皆様のご協力のおかげです。
深く深く感謝申し上げます。
 
さて、今回は新年度にふさわしい詩を皆様に送りたいと思います。

 


 

『自分の感受性くらい』
                            茨木のり子
 
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

 
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

 
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

 
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

 
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

 
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

                                 

 
この詩は茨木のり子さんの詩です。

国語の教科書に載っていた詩ですので、

ひょっとしたら覚えている人もいるかも知れません。
 
我々人間の心の中は、

周りの人、環境、世間、家族、さまざまな影響を受けて、

日々変化していきます。

 

夢や理想を描いて介護や福祉を志した人も、

いろいろな日常の大変さや現実の中から、初心を忘れかけたり、

現実の困難の中で、心が折れかけた時もあるかもしれません。
 
心を豊かに自分らしく生きる。
自分の心を自分で守る。
 
そのためには、自分の想いを人に伝えてみたりまた、

一人になる時間を作って、

自分自身の心を問いただしてみるという時間を持ってみることも有効だと思います。
 
自分の心(感受性)は自分で守るもの。自分で良くすることができるもの。
そんな主体的な生き方ができたらどうだろうか?
きっと今よりももっともっとイキイキと生きられるかも知れません。
 
心が元気がなくなったとき、

ぜひこのパワフルな詩を思い出してもらいたい思うのです。

 

 


 

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