人の可能性を信じるということ

  • 2015.04.27 Monday
  • 21:50



当社では、積極的に65歳以上の高齢者の採用を行っている。

というのも、この方に出会ってから、当社の採用方針はそのような考え方に変わったのだ。


その方とは昭和16年生まれの今年74歳になられる上和田事業所のパートのTさん。


Tさんは旦那さんと早くに死別され、残された子供を一人前にしっかりと育て上げることが自分に託された一番の務めだと思い仕事をしながら、女で一つで子育てをされてきた。


今までに就いた仕事は様々で、事務員、お寿司屋さん、牛乳配達、自営業、商社、お寺の住み込みなど様々な事をされ、無事、立派に子育てをやり遂げられた。



そんなTさんに先日お話しを伺った。そのことを少し書いてみたいと思う。



「私はここまで色々な方々にお世話になって来たのだから、これからは私は人のお役に立って、人にご恩を返していきたいと考え、介護のお仕事を探してきました。

しかし、ほとんどの施設では

『やる気はあるようですが、お歳がね〜。。。』

ということで断られてばかりでした。

ある日、同じ団地内に新しくできた、この明るい雰囲気の施設はなんだろう?
と中を覗いて、募集広告を見ていたら、その施設の職員が飛んできて声をかけてきてくださいました。

聞けば介護施設だという。

その職員の方に見学を勧められ中に入らせて頂くと、とても明るい雰囲気の施設にとても驚きました。

働く人がイキイキとされ、利用者の方もニコニコ笑っている。

この明るさがとっても良いこと驚き、この雰囲気の良さにすっかりと惚れ込んでしまって、

「歳のことは聞かないでください。やる気はあるのでぜひこちらで働かせてください!」

とお願いしてすぐに面接して頂き、採用させていただだく事が決まりました。




お仕事をさせていただいてみて、介護の仕事は初めてで不安もあっんですけれど、毎日が本当に楽しく、私にとって今が一番幸せだと感じています。

休みの日にも、こちらに帰って来たくなるほど、この施設が大好き!



利用者様もスタッフの仲間たちも良い方ばかりで本当に働きやすいし、ここは優しさに満ち溢れている感じがします。

これからも私の体が元気なうちはこちらでいつまでも働いていたいし、人のお役に立てる仕事だったらこれからだってなんだってやってみたいと思っています。

私は今、こうして元気に仕事ができて、本当に幸せなんです。

まだまだ人のお役に立てることがあるんだ!

私を必要としてくださるところがある。人がいる。

その事が本当に幸せなんです。

私のように、高齢になっても介護の仕事をしたいと思われている方が大勢いると思うんです。

でもなかなかその思いを受け入れてくださる施設が無いのが現状です。

高齢の方でもまだまだ元気な方がたくさんいらっしゃると思います。

この生きがい工房のようにもっともっと若い人と一緒に働ける施設が増えると良いと思っているんです。」






このお話をお聞きして、私はこれこそ経営者冥利に尽きると思った。


利用者様の可能性だけではなく、スタッフの可能性をも信じ、仲間の夢のチャレンジに全力でサポートしていく。

それこそが、「全ては利用者様の幸せのために」という理念を実現するための基本的なスタンスだと思う。

どんな環境やどんな境遇におられる全ての利用者様の幸せを私たちが作り出すことができるという可能性を信じて、私たちは全力でサポートさせていただく、

この介護方針を実現するために、私たちはスタッフに対しても同じスタンスで事業を進めていきたいと思っている。

「人を幸せにしたい!」という熱い想いをもっているのになかなか採用してもらえない現状がある。

資格、経験、若さ、様々なものが介護職には必要なのも事実。

でももっと大事なことは、熱い想いだと思う。

その想いを感じることさえできれば、その実現できる可能性がどんなに困難だと思われても、私たちは仲間として受け入れる。
たとえ「条件」としては決して良いとは言えない人でも。

だから、私たちは未経験者、シングルマザー、子育て中の主婦、高齢者、外国人といった介護職としてはマイノリティーと言われている方々でも、シフトになかなか入れないと言われている人でも、積極的に門戸を広げ、採用していきたいと思っている。


「熱い想い」を持った方!


ぜひ一緒に多くの人の幸せを作り出す仕事を一緒にしてみませんか??

私たちはあなたの夢の実現と熱い想いを徹底的にサポートさせていただきます!











「生きがい工房」では、一緒に働いてくださる方を募集しております。

saiyo@dream-foundation.jp
までお気軽にご連絡くださいませ。



詳細については下記のリンクをご覧くださいませ。
皆様のご応募を心よりお待ちいたしております



生きがい工房二俣川の採用情報

生きがい工房二俣川パート2の採用情報

生きがい工房上和田の採用情報


 
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信念価値観

  • 2012.07.10 Tuesday
  • 20:40
介護事業を始めてから日々悩みがある。


利用者の処遇の問題や、社員の勤務体制の問題。

人の生死に関わる問題や、生活や人生に深く関わる問題などは特に判断が難しい問題が多い。

私自身は介護業界は経験が無く、素人だけに、正直苦しいところだ。




しかし、昨日ある事に気づいた。


結論的にはどんな意思決定したとしても、その意思決定は自分の信じる道であって、後悔無く決められたらそれはそれで良いと思う。


どんな結論が出たとしても、自分の信念や価値観にそった結論なら、絶対に問題は無い



物の見方、考え方さえしっかりと確認できていてブレていなければ、きっときっとうまく行くはずだ。


だからこそ自分の役割は、その基本的なぶれない信念や考え方や価値観を伝え続ける事。

そしてその実現のためのアイデアをいくつか提示してあげる事。


それさえ出来れば、あとは優秀な部下達が結論を出し、自らの力で結果をつかみ取ってくれるはずだと言う事だ。



そんな事を考えると、私たちの仕事は教育なんだと改めて思う。

どんな価値観を持ち、どんな価値判断をし、そこからどんな結果や結論を得るか?


日々実践から人生を学び、その中で成長をして行く。




大変であればあるほど、達成したときの喜びは大きい、
そしてそんな大変な事であればあるほど、利用者や家族の方々の喜びもまた大きい。


だからこそ、高い壁を乗り越えて行こうではないか??

さあ、自分の信じる道を突き進もうではないか?






正田進



こんなことを考えているといつも思い出すのが「終わりなき旅」好きなんだなぁ。。





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学大酒場 厳選モツ エビス参

茶話本舗デイサービス二俣川

誰と働くか?

  • 2012.01.22 Sunday
  • 16:04
「何をするかという事よりも、誰と働くかということが最も大事だ」



前職での上司がよく仰っていた。


誰と働くか?
というのは、どんな価値観を持った人と働くかという視点だ。

悩んでいることが共有でき、ともに解決策を見出していくことができる。
喜びが共有でき、感動も共有できる。

そして目指すものや夢が共有できるとすると、困難が来てもきっと乗り越えられる。
苦しさも半分になるはずだ。


価値観が同じ人と一緒に働くことができれば、何をしていてもきっと楽しく仕事ができるし、きっと幸せだろう。


だから価値観を明確にする必要があるし、価値観のすり合せが重要になってくる。



幸せは人と人との間にある。



同じ価値観を持った人と仕事がしたい。

そんな仲間と夢に向かって歩んでいきたい。



苦しみも悲しみもともに分かち合えるようなそんな仲間と仕事がしたい。


そんな仲間と思いっきり濃いーーー時間を過ごしてみたい。


それが私の会社を作った目的だから。


想いを込めて、じっくりとこの小さい会社を育てていきたい。







正田進




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学大酒場 厳選モツ エビス参

同一な危機感

  • 2010.08.10 Tuesday
  • 18:44
前職の上司がよく言っていた。


「人が成長する時は、危機感を持っている時だ。」

「安定は情熱を欠き、不安は情熱を掻き立てる」

だから、成長し続ける組織には同一の危機感が醸成しているかどうか?が大事だ。



ところで当社の学大酒場が非常に伸びてきている。

店舗風土も店長を中心に、一つにまとまっている。

そしてこれからさらに伸びていくことが予想される。


パートナー一人ひとりが、現状に対して危機感を持ち続けているからだと思う。

この健全な危機感は、人を成長させ、組織を活性化させ、多くのお客様を喜ばせることにつながると思っている。


要はどうやったら、この危機感が醸成されるか?
この危機感を持ち続けられるか?


そのために最も大事なことは、あるべき姿。
自分たちの目指すべき姿が明確になっており、それに対して、組織全体がコミットメントしていることが重要だと思う。







正田進





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好ましい組織とは

  • 2010.07.24 Saturday
  • 01:10

久しぶりの投稿になってしまいました。



学大の開店で毎日店舗に入っていました。


体力的にはきついけど、毎日とても充実しています。

店舗のイメージは日々明確になって行きますが、最近いつも改めて思うのは、


サッカー日本代表チームのような、チームを作りたいということ。



今でもワールドカップのあの感動がよみがえってきます。

 

「一人はみんなのために、みんなは一人のために」


そんなチームをぜひ作ってみたい。


しかし、あの団結力もそう簡単に作られたわけではない。

「世界を驚かそう!」そんな願いをこめて、ベスト4という目標を掲げて、共通の価値観を明確にもってスタートした岡田ジャパンもワールドカップの前の練習試合では連敗をし、チームの雰囲気もごたごたになった。


そういった中で、岡田監督は戦略を変更し、今まで主力で使ってきた選手を控えに回した。

楢崎、中村俊輔が外れ、中沢もゲームキャプテンを交代させられた。

そういった指揮官の本気な気持ちが選手にも伝わって、選手間の危機感も高まって行ったことで、

チーム内に、みんなでなんとかしなくてはならない。

という雰囲気が自然と生まれたのだと思う。


リーダーの本気な想いと、その想いを何としても成し遂げたいという強い気持ち。

そしてそれに対して、みんなが本気で危機感を持って取り組んだ。


それは、控えにまわった俊輔も楢崎も腐らずに、チームを盛り上げた。

俊輔は毎日、本田と食事を共にしていたらしい。そしてアドバイスを送り続けたと。

あの俊輔が、チームメートのドリンクを手渡したり、ジャージを集めたり。

そんな姿に胸が熱くなった。




そして初戦nカメルーン戦での勝利で、自信を取り戻し、トップや仲間に対して信頼感が再び芽生えた。

そして、選手が口ぐちに言っていたのは、応援してくれた人たちへの感謝の気持ち。


それらが循環することで、本当の強いチームが生まれたのかも知れない。

そして、さらに勝ちたい!
さらに上を目指したい!

という、高い目標、高い欲求水準が生まれてきたのかも知れない。





共通の価値観

同一の危機感

自信と信頼

感謝の気持ち

高い欲求水準




これは「好ましい企業文化を作る5つの要素」だけれども、これは企業に限らず、すべての結果を出す組織で、必要な要素なのかも知れません。




しかし、それを実現するもしないも、大切なのは、経営者の成し遂げたいと思う熱い意思。



自分の会社で起こっている現実のことは、すべて、経営者の意思の表れなんですよね。





岡田ジャパンは私にとって、私にとって、大きな成功イメージとして、胸に刻みつづられることでしょう。




 








正田進





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